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DMがあなたの成長を加速させることはほとんどない

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※この記事はRaiseTechのSlackに投稿したもの再録です。

こんにちは、みーまです。

私は、公私ともに基本的にDM(ダイレクトメッセージ)を使わないように気をつけています。
むしろ私は「あれがうまくいった」「今あれの実装について考えている」等、ほぼ独り言に近いことでもオープンチャットで書くことにしています。
誰が返事するわけでもないことも含めて書きますし、基本的に返事は期待していません。


なぜそうしているのかというと、「自分の行動、思考のオープン化」です。
テキストベースツールを主体にコミュニケーションを行う場合、一番の障害は「相手の行動、進捗、思考が把握しにくい」ということです。
これを回避するとメリットしかないと考えてます。

  • 他人が自分の近況について「なんとなく」知っている状況を作る
  • 危険信号、考慮漏れの指摘を受ける機会が作れる(計画修正のタイミングを早期に知る事ができる)
  • 複数の人からアイディアを貰えることある
  • 結果的に成長の機会を多く得られる

さて、ここまでの内容について、DMの場合だとどうでしょうか?

DMは「他の人に知られたくない」ことについては、安全に会話できるというメリットをもたらしますが、それ以外の効果についてオープンチャットより優れた何かがあるわけではありません。
むしろクローズドにしてしまうことで、オープンチャットで受けられる恩恵を捨ててしまっていると考えます。
DMがあなたの成長を加速させるかというと、おそらく「ほとんどない」でしょう。


他にも、クローズドな場では、「悪口、他者の否定」等が多く発生する傾向にあります。
外部に漏れない安心感というものがあるかもしれませんが、悪口を聞かされる側はたまったものではありません。
ある調査結果では他者の悪口、叱責等は自分がターゲットでなくても、生産性を下げるとされています。


私はDMを非難しているわけではありませんし、私がDMすることが全くないというわけでもありません。
実際不安感から相談する側としてDMすることもありました。
上記の経験もあった上で、それでもDMはなるべく使うべきではない、ちゃんと利用ケースを判断して使うべきだと思います。


私はRaiseTechを「良いことも悪いこともオープンチャットで相談できる、良いコミュニティ」だと思っていますので、なるべく皆さんとはオープンチャットで話せたら良いなと考えます。

(おわり)

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