こんにちは、みーまです。
ここ最近の活動の中で、Giver(与える人)とTaker(奪う人)ということについて実際に体験したことがありましたので、記事にしてみようと思います。
Giver(与える人)とTaker(奪う人)
皆さんはGiver(与える人)とTaker(奪う人)の話はご存知でしょうか?
これは、もらってばかりいる人より、与える人のほうが、結果的に周りに人は集まり、良い方向につながるというものです。
私の実体験
私はRaiseTechでAWS技術を4ヶ月間学んでいました。(このお話は別記事でご覧ください)
そのおかげもあり、今の会社でAWSを扱うエンジニアになれたのですが、「実際にエンジニアになれたけど、感謝の言葉だけで果たして良いのか?返せることはないのか?」と考えていました。
もちろん、お金を払って受講したのですから、感謝の言葉だけで十分ではあるのですが、それでは私の気が済まなかったと言いますか、「恩は返したい」と思ったわけです。
そこで、私が取った行動は「卒業生としてRaiseTechのコミュニティを支える」ということでした。
RaiseTechでは、生徒は卒業後もコミュニティから追い出されることはありません。Slackも利用でき、必要であれば受講したコースの最新版の視聴も可能です。
私が主にやっていることは以下の4つです。
- Slackの絵文字整備
- 質問への回答
- 会話(Slack内)への積極的参加
- SNS(Twitter)での生徒さんの支援
上記は元々就職前から半ば趣味のようにやっていたこともあったのですが、就職できてから更に積極的に行動していました。
その結果、以下のようなことが起こりました。
- 受講生の方からの感謝
- 運営さんからの感謝
- メンターとしてRaiseTech側へ
「講師さんより早く回答して解決させる」というのは個人的に楽しみの1つでもあったのですが、生徒さんから感謝してもらえて、ご本人は課題を早く進められるので、互いにWin-Winな感じですね。
質問に応えるというのは理解力も求められるので、自分の為にも良いと思い、今も続けています。
そして、ちょうどRaiseTechがスタートしてから1年になったとき、生徒数も多くなったこと、たまたま講師の方々の本業(エンジニアとしての案件)が混み合ってきたことが重なったのか、質問に対して私が返すことも増え出してきていたところ、運営さんから、「メンターとして正式に続けてくれないか」という打診をいただき、これを正式に受けることにしました。
教えてもらう立場として関わった自分が、Giverの行動を経て、教える側になったわけです。
エンジニアの世界は結果が重視されますが、それは仕事だけに限らず、このような行動も評価されやすく、きっかけは楽しみや恩返しではあったものの、これらを評価いただけたのかなと思っています。
まとめ
皆さんは普段はTakerであると思います。ほとんどの皆さんがそうでしょう。
しかし、自分に対して良いことをしてくれた人に対しては、何か返したいという思いは、普通の人であれば持つ感情ではないでしょうか。
私の実体験が参考になれば幸いですが、何か一つでもいいので、皆さんも「恩を返す、それを続ける」ということについて、一度考えていただきたいと思います。