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未経験でも2ヶ月で合格!AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト学習法

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こんにちは、みーまです。

AWS実務未経験の私が、2ヶ月の学習でAWS認定資格「ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)」を取ることができました。

SAA試験の郷学画像です。

ここでは合格に向けて学習した記録と、私が考える「効率の良い学習法」を紹介します。

目次

実務未経験でもAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを取れた方法

私について

元CEです。AWSの実務経験は無く、経歴としてはCEをやりつつSEを少しやったくらいです。SAAを取得したのはAWSに関わる仕事に就く為です。

結論

実務経験は無くても十分合格できます。

ただし、ちゃんとした教材で・良い方法で・十分な時間で学習していない人には難しい!

次からは、私がやったこと、その方法は適切だったのかを紹介していきます。

やったこと

1.スクールでAWSの基礎を学習した。(SAAには不要)

これは現場で扱うAWSスキルを知りたくて学んだので、SAAの為なら不要です。後述のUdemy講座を活用しましょう。

もし気になるなら受講期間の記録がありますのでどうぞ。

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2.Udemy講座(1〜3種類)を購入する。

  1. 【AWS初心者向け】手を動かして身につける! 実戦で役立つAWSサービスの基礎とアーキテクチャ(SAAレベル))
  2. これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)
  3. AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)

1は、AWSプレミアコンサルティングパートナー(AWSパートナーの最上位ランク)の企業がリリースした教材で、後発にもかかわらず評価が高い教材です。SAAをターゲットにしているので、合格を目指している人には最適です。個人的にはコチラがオススメです!

2は、AWSの各サービスの解説と、実際に画面操作してサービスを組み立てていく動画ハンズオン)のセットです。模試1回分も付いています。今は1をオススメしていますが、こちらも良いと思います。

1、2のハンズオンは必ず実際にサービス操作をしてください!見るだけでは身につきません。むしろ操作しても身につかないことが多いです。

3は、模擬試験が5回分のセットです。欲しい人だけ買いましょう。買い切りで何回でも受けられ過去の成績も全て見られます。本番の試験にも類似問題が出たので、やっておく価値はあります。

3.書籍を買う

  1. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ
  2. この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集

1(通称黒本)は、その名の通り教科書のような感じなので、基礎知識はもちろん、「なぜそうなるのか」など詳細に書いてある書籍です。内容は良いのですが、出版時期が古く、現在は一部サービス(S3など)の挙動が変わっていて、模擬試験や別書籍などで情報の補正は必須です。

※2021年に改版され、現在のSAA-02試験に対応しました!

2(通称黄本)は、内容がカラフルで読みやすかったですが、試験を攻略するような感じで、「これはなぜ、そうなるのか」ということは少なく感じました。巻末のAWS用語集は便利。出版時期は最近なので、新しい仕様にも対応しています。

4.AWS公式のセミナー・プレゼン動画をブックマーク

AWSでは、オンラインセミナーやイベントでのプレゼンを随時開催しており、その資料、録画を公開しています。

公式ドキュメントからでも情報は手に入りますが未経験にはかなり探しにくく、セミナー資料は分かりやすくなっているので、学習の補助として有効活用すると良いでしょう。

サービス別資料ページ(AWS公式)

5.WEB問題集(有料版)を契約する

  • AWS WEB問題集で学習しよう(コレがサイト名です)

ドメイン名から通称koiwaclubと呼ばれます。AWS公式の仕様ドキュメントなどから考えた800問以上の問題が解けるサービスです!ピッタリ本番と同じ問題というのはかなり少なく、本当に問題から正解を判断できる力が身につくと思います。

このサービスは正直かなり役にたったのでオススメです!必ず買いましょう。1問ずつその場で解説つきの正解が出る為、高速にインプット・アウトプットサイクルをくりかえすことができます!

私は当時90日分のプランを購入しましたが、1回で合格したので勿体ない感じになってしまいました(笑)

問題集サイトはこちらから!

実際に勉強した流れ

これは私が実際に進めた流れです。後で「効率の良い方法」も書きますよ。

9/7-19 Udemy試験突破講座をサッと見る。ハンズオンは飛ばしている。
(9/20-28) (一旦飽きたのでTerraformの勉強をする)
9/29-10/03 SAA学習再開。黄本を読み切って付属の模試をやる。不合格ライン
10/4-11 Udemy試験突破講座で飛ばしていたハンズオンをしっかり実施する。
10/11,17,18 Udemy模試(1回目)不合格ライン。
10/18-30 黒本全てを黙読で学習。
10/31-11/6 WEB問題集を全て解く。合格ラインに達するまで進まない。
全て解いたら、No.80−最後まで(最新仕様が反映されている)と、正解率が低かったところを解き直す。
11/6 Udemy模試(2回目)合格ライン。
11/7 本番(合格

学習方法の反省点

今回の勉強法は効率的とは言えませんでした。主にダメなところは2つです。

  • スクールで基本的な操作を知っていたこともあり、突破講座の有用性がいまいち分からなかったので、他教材と行ったり来たりしている。
  • 黒本は以前CCNAで挫折したので、最初に読み始めなかった。
  • ちょくちょくYouTubeを見て時間を無駄に使った。

反省点を踏まえ、効率の良い方法を考える

ダメだったところを改善して、更に効率が良い方法が無いか考えてみました。

1 【必須】学習すると決めた時間中は動画やゲームの趣味は断つ!
  • 一度手を付けると長時間やってしまう趣味は勉強時間を終えてからやる。
    • 私の場合はYouTubeでした。おすすめや新着を見だすと危険。
  • 問題集の段階になれば音楽を聴きながらくらいは邪魔にならないのでOK。
  • 本は私の推奨する読み方だと歌は邪魔になるのでBGMなどにする。
2 Udemy試験突破講座付属の模擬試験1をいきなりやってみる。
  • 分からなくていいので全て見て、どんな単語があるか知る。
3 黒本を全て読む。
  • 教科書が苦手な人も、模擬試験に出た単語が沢山出ているので読む気になるはず。
  • ちょっとこれでも読みづらい人は先に黄本を読んでもOK。でも結局戻ることになります。
  • 模擬試験に出ていて黒本に出ていなかったものは、黄本の本文や巻末の用語集に載っているか確認する。
  • ないもの、分からないものはBlackBelt Online セミナーに解説が無いか探す。

教科書は正直読んで面白い本ではありませんよね?

私は、「ナレーターが読んでいる」と想定して頭の中で好きなテレビ番組のナレーターの人の声を当てていました。読むスピードも一定に守れるので、オススメな方法です。

Alexa音声読み上げ対応のKindle書籍を買った人は、読み上げしてもらいながら黙読するのも良いです。(黒本、黄本は対応していません。)

4 Udemy試験突破講座を進める。
  • 明らかに分かるところは飛ばしてもいい。
  • よくわかってない機能のハンズオン動画は必ず動画を見ながら同じように使ってみること。
5 Udemy試験突破講座付属の模擬試験を解く。(1と2)
  • 不明点が出たら、必ず復習する。
6 WEB問題集をNo.1〜最後まで解く。
  • 必ず全問を1度は解く。正解が5問に達しなかったときはすぐもう一度解く。
  • S3で「プレフィックスにランダムな一意の値を設定する」は、現在の仕様ではないので無視する。No.80以降は適切に変わっている。
7 WEB問題集の中で、結果が悪かったところを周回する。
  • No.80〜最後までをもう一周して、問題無いか確認する。
  • 他にも正解率が低かったところをもう一周する。(私はNo.70−75をやりました。
8 (任意)Udemyの5回分模試を購入して解いてみる。
  • ここまで来たら合格ラインに入れているはず。

合格してみて

特に役に立ったもの

  • 黒本
    • これが無いとやはり始まらないですね。
  • WEB問題集
    • 全く同じ問題は出ないし、それに期待をしない。
    • 1問ごとに解説が出るので、「どうしてそうなのか」という小さな知識の積み上げができるのが良い。
  • BlackBelt
    • アマゾンで働いているアーキテクトがイベントや有料セミナーで解説した動画なので、無料なのにわかりやすく価値が高いです。

AWS公式の資料にホワイトペーパーというものがあるのですが、これが難しい!本来はこれを読むのがAWS推奨のセオリーと思いますが、もしホワイトペーパーで理解できる人なら何の教材を使っても受かる素質があると思います。

各問題集ですが、本番で全く同じ問題が出ることは期待していけません!それくらいAWSのサービスは多種多様で、色んなものが作れます。

SAAは合格できましたが、これで本人がAWSのサービスを理解しているかは別の話になってきます。サービスへの理解度は、やはり実際に現場での経験が必要になってくると思います。

今回は以上です。お読み頂きありがとうございました。

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