こんにちは、みーまです。
その界隈では知られているかもですが、Amazon Linux 2版のCloud9ではsqlite3がyumに使われていて、且つRails6非対応バージョンです。
残念ながらyumで利用しているためにアンインストールもできないので、Rails専用のSQLite3を入れる手順を紹介します。
目次
準備
確認Railsバージョン:6.0.4.1
準備はおそらく要らないです。Cloud9であればRailsが動作する環境が整っています。
インストール
下記のコマンドでインストールします。
既存のSQLite3と同じ場所に置けない為、/opt/sqlite/sqlite3
へインストールします。
wget https://www.sqlite.org/2021/sqlite-autoconf-3360000.tar.gz
tar xzvf sqlite-autoconf-3360000.tar.gz
cd sqlite-autoconf-3300100
./configure --prefix=/opt/sqlite/sqlite3
make
sudo make install
動作確認
バージョン確認します。
/opt/sqlite/sqlite3/bin/sqlite3 --version
Rails上の注意
sqlite3 gemのインストール
独自SQLite3を参照するために、オプションコマンドが必要です。
gem install sqlite3 -- --with-sqlite3-include=/opt/sqlite/sqlite3/include \
--with-sqlite3-lib=/opt/sqlite/sqlite3/lib
これでもエラーが出るとき
私の環境でエラーは出ませんでしたが、エラーになったときは環境変数で独自SQLite3ライブラリの指定をしてみてください。
export LD_LIBRARY_PATH="/opt/sqlite/sqlite3/lib"
以上です。