こんにちは、みーまです。
私はRaiseTechの受講の少し前くらいからエックスサーバーでWordPressブログを開始して、学習記録やその他の情報発信をやっています。
色んな人の協力のもと、AWSのエンジニアに転職が成功し、メンターとしても様々な生徒さんの支援をさせてもらっていますので、ここでなにか新しいアウトプットができないかと思い、今回、Amazon Lightsailへブログを移転することにしました。
今回紹介する私の手順は、nginxで動作させる手順ですので、WordPressインストール済み(Apacheが動作する)イメージを使う一般的なドキュメントとは違う点だけご注意ください。
Apacheで動作させたい方は、色んなサイトで引っ越しの記事が出ていますので、この記事で準備だけしてもらえたらと思います。
Amazonが提供するAWSの中でも特殊な、金額に応じたスペックが選べる、簡易版のクラウドインフラサービスです。
通常、使用量に応じて金額が変動するAWSのサービスと異なり、Amazon Lightsailは金額ベースのプランが選択可能で、最小で3.5USD/月から利用することができます。
配置サブネットが選択できないなどの制約はありますが、セキュリティグループや固定グローバルIP、DNSやロードバランサー、CDNも利用可能で、通常のAWSサービスに戻りたい場合は、スナップショット(バックアップイメージ)からEC2への復元が可能です。
移行するにあたって
移行するにあたっては沢山の準備をしました。
1. 既存環境の確認
今回、実際に引っ越しする前に、エックスサーバーの設定状況を色々確認しておきました。
項目 | 内容 |
ドメイン名 | ムームードメインで取得(本ブログのドメイン) |
サーバーID | 後々必要になるのでインフォパネルで確認して控える |
SSL証明書 | エックスサーバーで取得 |
DNSネームサーバー | エックスサーバー内ネームサーバーを利用 |
DNSレコード | WordPress以外のレコードも利用(GoogleやAmazon S3) |
wp-config.phpのカスタマイズ有無 | あり(Offload Media使用の為専用定義) |
2. Amazon Lightsailでの手順確認
今回、Amazon Lightsail上でWordPressを構築するにあたり、試験的なサーバーを何度か構築し、必要な工程を洗い出しました。プライベートな時間を使っての実施の為、2週間から半月ほどかかったかなと思います。
皆さんにはそこまでかからないようにコマンドを用意しています。
3. データのバックアップ
エックスサーバーからWordPressデータ(phpファイルの集合体)と、データベース(sqlファイル)をダウンロードします。
4. Amazon Lightsailのアカウント準備
私の場合は既にAWSアカウントを保有している為不要ですが、今回初めてAWSを扱う場合はアカウント登録が必要です。
エックスサーバーを契約されている方は問題ないと思いますが、クレジットカードが必須ですので覚えておきましょう。
AWSアカウント取得にはサーバーワークスさんのYouTube再生リストが便利ですので、3〜6までを視聴してから登録するといいでしょう。ルートユーザーの保護など、セキュリティ保護の為に実施したほうが良い作業などが紹介されています。
今回はここまでです。
次回はAmazon Lightsailの設定に進みます!