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Web系エンジニアになりたい人のロードマップ(未経験向け)

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こんにちは、みーまです。

私は地方で18年勤めた非エンジニア職を退職して、東京でエンジニアとして転職することに成功しました。

最近、エンジニア職が注目され始めて、特に「Web系のエンジニア」はネット上でも数年前から「良い仕事だ」と注目されていますが、未経験の人では

  • 何が良いのか
  • なぜ良いのか

が分からないと思います。

この記事では、私がWeb系エンジニア転職を決めるまでに考え、心がけた行動を元に、大事なことをまとめました。

この記事で書いていること

  • Web系ってそもそも何?
  • フリーランスって?
  • エンジニアの種類って?
  • どうやって勉強したら良い?

長い読み物になりますが、特に業界未経験の方は、最初からぜひ読んでみてください。

情報は常に変化します。定期的に更新しますが、情報が一部古いこともあるかもしれませんがご容赦ください。ご自身でもしっかり調べるのをオススメします。

目次
  1. この記事のマインドマップ
  2. 私について
  3. Web系について正しく知る
  4. 「エンジニアになるのは簡単」という事に関して
  5. エンジニアはあなたにとって最良の選択肢か
  6. エンジニアの働き方を知る
    1. 実際はそんなにキラキラしてない?エンジニアの働き方
  7. 会社員か、フリーランスか
  8. 常駐(オフィスワーク)か、リモートか
    1. 常駐勤務(オフィスワーク)
    2. リモートワーク
  9. フロントエンド?バックエンド?Web系エンジニアの職種を知る
  10. ホームページを作る!Web制作エンジニア(マークアップ、フロントエンドエンジニア)
    1. マークアップエンジニア(Webコーダー)
    2. フロントエンドエンジニア
    3. (参考)フロントエンドエンジニアまでの流れ
  11. 縁の下の力持ち!バックエンドエンジニア(プログラマー/インフラ)
    1. プログラマー
    2. インフラエンジニア
    3. (参考)プログラマーのロードマップ
    4. (参考)インフラエンジニアのロードマップ
  12. フロントからインフラまで!フルスタックエンジニア
  13. (番外編)Webライター/Webデザイナー/動画編集者
    1. Web記事を執筆して納品!Webライター
    2. Webサイトからチラシまで!Webデザイナー
    3. 需要急増中!動画編集者
  14. 目指したい仕事を決めて、行動する!
    1. まずはパソコン
    2. 教材を決めて、勉強を始めよう
    3. SNS(主にTwitter)を始めよう
    4. 勉強を開始したら、みんなに宣言
    5. 実績のある人をフォローしよう
    6. 良いツイートを見たら、感想を述べたり、リツイートをしよう
    7. 学習結果は随時発信しよう
    8. 制作物は作り始めからアウトプットしよう
    9. 分からないときは聞いたりSNSに投稿しよう
    10. 独学が難しいならスクールも検討
  15. (おまけ)習得スキルのレベルの測り方
  16. まとめ

この記事のマインドマップ

ここで書いている内容は、このマインドマップの通りです。(画像をクリックすると全体が見られます)

webエンジニアのマインドマップです。

私について

地方でCE(コンピュータ専門のサービスマン)として18年勤務した後、退職・上京し、現在はインフラ(AWS)エンジニアとして勤務しています。

あわせて読みたい
AWSエンジニアへの転職ストーリー:スクールで学んだ私の場合 私はAWSエンジニア(クラウドエンジニア)になったスクール卒エンジニアの一人です。 この記事を読まれる方は、「クラウドエンジニアが今熱いらしい」「でもどうやって...

Web系について正しく知る

まず、皆さんのWeb系についての意識をハッキリさせましょう。

「Webに関わる仕事」という表現を掘り下げると、基本的には2つ+その他に別れています。

1.Webサービス開発 【例】ZOZOTOWN
【例】Yahoo!ショッピング
2.Webサイト制作 【例】株式会社ZOZOの企業サイト
【例】ヤフー株式会社の企業サイト
3.その他 エンジニアではないが、Webを活用した仕事


ここの認識が間違っている
と、学習方法を間違えたり、企業さんへ面談に行っても話がかみ合わないなど、問題がでてきますので注意です。

ZOZOさんでいうと実際はWebサイトとサービス開発を1社(自社グループの開発会社)でやっているのですが、多くの企業さんはどちらかを専門にやっています。

「エンジニアになるのは簡単」という事に関して

エンジニアになるのが簡単だとか難しいだとか様々なところで議論されますが、簡単なら皆既にやっていて、利益を食い尽くしています。

仕事なんですから責任もありますし、どんなことでも簡単な面、難しい面があると思うのが正しいですから、勘違いはしないようにしましょう。

エンジニアはあなたにとって最良の選択肢か

皆さんがエンジニアになりたい理由を大きい言葉で言うと「他の職よりメリットがあるから」だと思いますが、

そのメリットが受けられるのは、本当にエンジニアだけなのか、知ることが必要です。

例えばですが、Web系のお仕事にはWebライター、Webデザイナー、動画編集者という選択肢もあります。

働きやすさを求めている方には、これらの仕事も適していると思うので、本ページ内で紹介しています。

今すぐ知りたい方はこちら

すぐ3つの職種について知りたい!

「エンジニアは楽に稼げる!」という方もおられますが、努力量に対してのコスパがいいという意味で、簡単という意味ではありません。仕事である以上、楽なことも大変なこともあります。

企業や業界と自分との理解に違いが出ないよう、仕事や業界のことをよく知っておくことは大切です。

エンジニアの働き方を知る

実際はそんなにキラキラしてない?エンジニアの働き方

Web系エンジニアでは、同じ会社の中でも様々な働き方をしている人がいます。

次の画像は、働き方についてマインドマップツールで整理したものです。(画像をクリックするとフルサイズで見られます。)

会社員か、フリーランスか

Web系エンジニアでは「フリーランスエンジニア」という言葉もよく聞きます。このことについても知っておきましょう。
結論から言うと、フリーランスかどうかは重要ではなく、自分の裁量が与えられる職場であるかだけが重要です。

フリーランス
区分 メリット デメリット
時間、期間
  • 働く場所、時間は交渉で決められます。
  • 安定性に欠けます。
  • 企業は自由なタイミングで契約を終了できます。
 お金
  • 収入は結果的に会社員に近いですが、経費として使えるお金が圧倒的に多い(会議、会食、打ち合わせ、備品等)です。
  • 可処分所得(使えるお金)の合計を考えるとフリーランスは有利です。
  • 長期案件を担当した場合、毎月お金がもらえるとは限りません。
    • 誰しも完成していないものにお金は払いたくないものです。
  • 毎年、確定申告に苦しみます。すべてのお金の出入りを自分で行う必要があります。
    • ご存じの通り、実際にちゃんとできなかった芸人が罰せられています。
福利厚生
  • 自分で自由に決められます。
  • 原則、勤務先からの支援はありません。
会社員
区分 メリット デメリット
時間、期間
  • 案件がなくてもすぐクビということは要素として低めです。
    • 妥当性のある理由がないと解雇ができない法的拘束があるためです。
  • 時間は拘束されます。
  • ただし裁量労働制の場合は除く
 お金
  • 基本給は保証されます。
  • 税金、社会保険等は会社に任せられます。
  • 頑張っても収入の反映タイミングは遅め(ボーナスなど)です。
  • 収入は低めです。
福利厚生
  • 会社が用意したサービスが使えます。
  • 健康診断料を負担してもらえます。

フリーランスはリスクも自分でかかえる分、収入を抜き取られる要素が少ないということです。

フリーランスを目指そうと考えている方は、まずこれを読むこと。Amazon税金部門で1位にもなったフリーランス税金本です。

常駐(オフィスワーク)か、リモートか

常駐やリモートのことにも触れておきます。

注意

昨今は常駐勤務からリモートワークへの流れが強く来ていますが、基本的知識として常駐勤務のことも理解しておきましょう。

常駐勤務(オフィスワーク)

自社や顧客の開発ルームなど、特定の勤務地に出社して勤務する形です。

どうしても通勤時間などは発生しますが、メンバーと顔を合わせて働けるので、意思疎通がしやすいです。

機密情報を扱うプロジェクト(クレジットカード会社のシステム構築など)はリモートワーク導入の場合、情報流出防止対策のコストなどを考えると、常駐勤務が一番コストが低いと考えられます。

リモートワーク

勤務場所が固定されておらず、インターネットがあれば働ける勤務形態です。

環境があれば仕事が可能ですが、配慮することが沢山あります。

  • 関係者外に画面が見られないこと
  • 悪意ある人間に通信の内容を閲覧、改竄されないこと
  • 社外秘の情報を聞かれないこと

これらが十分に対策されていない環境でのリモートワークは危険性が高いです。

未経験者は、やっぱり常駐から?

Web系エンジニアの業務はリモートワークと親和性が高い為、初期からリモートワークが出来る可能性は高いです

しかし、リモートワークは対面のコミュニケーションよりスキルが高く求められるので、経験の無い人はかなり苦労します。

これまで対面で言葉にしないでも感じ取れていた要素が、リモートワークになると主にSlackのようなテキストチャットツールになります。

時には「ちょっとこれ怒ってるか怒ってないかわかんないな」という、言葉の裏の感情を読めるかどうかが求められますし、不安になると思います。
先進的な会社ですと、その差を埋めるために社内イベントや音声の会話を重視したりしますが、そのような対策を取っていない会社に入ると苦労されるでしょう。

Slackでも絵文字などのオリジナル機能でコミュニケーションロスのリスクは減らしているのですが、それでも限界はあります。リモートワークしても良い会社だけど、週に数回出社している人が一定数いるのは何故なのか、ということの理由がコミュニケーショントラブルによるリスク回避です。

対して、常駐勤務は嫌だなーと思う方がいるかもしれませんが、現在は裁量労働制の企業も多い為、当日のやることが全部終えたら早めに打刻して仕事を終わる、なんてことが可能ですし、働く場所が善し悪しの全てではないということは理解しておきましょう。

未経験で、在宅ワークが最優先な方は、ITエンジニアではなく、Webライターやデザイナー、イラストレータなども条件に入れて検討することをオススメします。

SNS経由の発注も活発ですし、リモートワークと親和性が高いお仕事です。

子供がいるからリモートワークしたい」という理由で職探しする方は、しっかり対策を考える必要があります。お子さんのそばにいることで緊急時の対応ができるメリットはありますが、落ち着いて仕事ができるかは別の話です。

実際、今の勤め先では親の1人が子供を半日ずつ見ないと仕事できていないという話を伺っていて、それそれ実質0.5人日しか稼働できていません

子供が小さいうちは、高い生産性は厳しいことを想定しておきましょう。

フロントエンド?バックエンド?Web系エンジニアの職種を知る

ここまでお疲れ様でした。やっと本筋に入ります。

では、肝心の職種について見ていきましょう。

Web系エンジニアの仕事は大きく2つと紹介しましたが、その技術、スキルになると多数のスキルに細分化されます。

下記は主な職種についてのマインドマップです。職種(画像を選択するとフルサイズでご覧いただけます。)

次からは、技術、学習方法などの調査から、未経験者が目指す場合の難易度を付けたエンジニアの一覧です。

ホームページを作る!Web制作エンジニア(マークアップ、フロントエンドエンジニア)

難易度 ★☆☆☆~★★☆☆(かなりなりやすい~なりやすい)
主要スキル HTML/CSS/Bootstrap/PHP/WordPress
主担当分野 Webサイト開発 Webサービス開発

マークアップエンジニア(Webコーダー)

どんなお仕事?

Webページは画を描くように作るということは原則できません。HTML、CSS、JavaScriptといった技術を使って処理を記述することが必要です。デザイナーの人が全員Webページが作れないのは、これが理由と言って良いでしょう。

デザイナーが作ったWebページのデザイン見本(デザインカンプ)と同じになるように、Webページに、文字や画像の表示、色つけなど、効果を付けたり、配置を決めたり(コーディング)することが仕事です。

最近はノーコードツールの中でも良いものが出て来ていますが、それでも自由度が高いのはコーディングです。現時点でのノーコードツールには「コーディングでは出来てノーコードツールではできないこと」というのが必ず存在するので、完璧なツールというわけではありません。

マークアップエンジニアはスキルセット(スキルの組み合わせ)的に、次に紹介するフロントエンジニアにならない限り、Webサービスの開発にはあまり関われないと思います。

  • スキル習得が始めやすい、良い教材が出そろっている
  • 単体での事業化は難しい
    • コード化するというスキルであるため、デザイナーが必要

フロントエンドエンジニア

どんなお仕事?

マークアップエンジニアは主に固定ページを専門につくりますが、フロントエンドエンジニアまで行くと、データベースから情報を取得して、利用者だけの情報を出すなど、マークアップエンジニアより複雑なシステムを構築できるようになります。

  • 比較的低めの学習コストで習得が可能(高額な部類でも20万程度)
  • わかりやすい言語なので、未経験者が始めやすい
    • 文字を記号でサンドイッチすると効果が発動する方式。
    • プログラミング言語よりは単純。
  • 副業、リモートワーク向き
  • 小さなお客様から始めて、報酬を得ながら徐々にスキルアップする計画も可能
  •  案件単価の地域差が大きい
    • 都会の案件を取れるように動く
    • クラウドソーシングはなるべく使わない(低単価傾向)
    • 営業やデザイナーを味方に付ける
    • 複数案件をこなす
    • 大口企業と契約する、など

フロントエンドエンジニアを目指す方もまずはマークアップからになります。

最初のうちは固定ページのお客さんを獲得しながら、徐々に大規模な制作に写っていくというステップアップもできるのがポイントです。(プログラマーにはあまりこういうのは無いと思います。)

スマートフォンが広まった現在でも、スマートフォン向けレイアウト(レスポンシブ)に対応していないホームページは沢山あり、自動化ツールが開発中と言えど、まだまだ需要はあります。

Web制作エンジニアでスタートしたい!

1.デイトラ・Web制作コース
オンライン教材 59,800円(税別)
HTML/CSS/Bootstrap
別途フリーランス独立支援サービスなどあり。
公式サイトへ移動する
公式サイトの「登録して申し込む」から申し込み、購入を行うと開始できます。
フリーランス向けメディア「東京フリーランス」が作成した、Web制作のスキルを学べるWebアプリ。

当初無料でリリースし、多くのWeb制作エンジニアを輩出したデイトラが2020年4月に有料コンテンツとして再スタート。

ライブコーディングなど新たなコンテンツを追加して、Web制作スキルを身につけるための必要スキルを習得できます。

フロントエンジニアが目標であれば、全過程(約90日分)をしっかり学習しましょう。有料化した今でも、十分価値のある教材です。

2.RaiseTech・WordPress副業コース
オンラインスクール 238,000円(税別・通常価格)

158,000(税別・早割価格)

HTML/CSS/JavaScript/PHP/WordPress/Linux/etc
転職・案件獲得の為のサポートあり、イベント定期開催。
公式サイトへ移動
公式サイト「受講申込み」から、希望するコースなどを入力しよう。仮申込みメールが届くので、支払いを済ませたら本申込み完了!
完全オンライン、講座式、質問無制限のスクール。

コース名は副業コースと書いてありますが、講師は10年以上もWeb製作者向けのブログを運営している、現役で活躍されているエンジニアです。

RaiseTechは現役で月単価が一定でないと講師になれない為、いわゆる現場経験のない、月給の低い卒業生が講師ということはありません。実際の現場で活用されている技術を知りたい方にオススメです。

RaiseTechでは他にもJavaやAWS講座があり、AWSフルコースは私も受講して全課程を終えています。

3.FrontHacks
教材 ¥136,180(税込¥149,800)
HTML/CSS/Bootstrap/JavaScript/Node.js/React/Vue/etc
コース内容・申し込みはこちら
お申し込みフォームから内容を入力して申し込もう。
FrontHacksは、Hacksシリーズからリリースされている、Web制作に関する技術を習得できる教材。

講師は実務経験が豊富なエンジニアで、過去に「Pairs」(マッチングアプリ)の提供元や、ミクシィに在籍していたこともある方です。

他講座にあるPHP、WordPressは無い代わりにVueやReactがある為、中小規模案件というよりは、新しい技術を好むベンチャーなどの案件を目指した教材かなと思います。

4.KeenWeb
オンラインスクール 48,000円~198,000円(税別)
HTML/CSS/JavaScript/PHP/WordPress/etc
案件取得支援あり(講座完了者限定)
コース一覧はこちら(公式サイトへ移動)
公式サイト「受講申込み」から、希望するコースなどを入力しよう。仮申込みメールが届くので、支払いを済ませたら本申込み完了!
教材の質に定評のあるウェブカツを運営しているゼロワンが副業向けに提供しているサービスがKeenWebです。

他のスクール・教材のように1プランではなく、レッスン回数や内容に応じて3つの価格帯から選択が可能です。

(参考)フロントエンドエンジニアまでの流れ

フロントエンドエンジニアに関わる学習から就活までの流れです。書かれている講座やサービスは参考です。(画像をクリックするとフルサイズで確認できます)

フロントエンドのロードマップ画像

縁の下の力持ち!バックエンドエンジニア(プログラマー/インフラ)

難易度 ★★★☆(なりにくい)
主要スキル Ruby/PHP/AWS/Vue/Python/JavaScript/Java/AWS/GCP
主担当分野 Webサイト開発 Webサービス開発
どんなお仕事?

Web制作エンジニアと違い、バックエンドはWebページに関わることはあまりありません。主にデータの読み書きの設計サービスが安定して動作するようなシステムの設計、構築を行います。

利用者の目に見えない、裏側を主に扱うため、バックエンドと呼ばれていて、その中でもプログラムを書く人をプログラマーシステムの設計、構築を行う人をインフラエンジニアと呼んでいます。

プログラマー

サーバー上で動作するプログラムを専用言語で作る職業です。プログラミング言語を習得する必要があるため、比較的狭き門ではありますが、「欲しいものを自分で作れる」魅力的な職業です。

サーバー上で動作させるアプリケーションの中で、よく使用される言語ですが、正直なところ時代によって変化します。

長く続いているのはJava/Ruby/PHPだと思います。

Progateで勉強する

インフラエンジニア

サービスに必要なサーバ、データベースなど、必要な装置の設定やネットワークの構築、および運用保守も担当します。

ここ数年前までのインフラエンジニアは、導入に比べて大きくのしかかる運用保守の負担(夜間コール、緊急対応など)がありました。

しかしそれもAWS,Azure,GCPに代表するようなクラウドインフラが生まれたことで、再起動の自動化、地理的制約の廃止が進み、働きやすさが格段に上がっています。

実際AWSの例を挙げますと、特定のイベントを検知したらサーバーを再起動させる、それでも復旧しない場合はサーバーを廃棄して作り直すなどが自動で可能な為、調査は翌営業時間にログを調査でもよい等、かなり改善されていて、上記をしっかり導入しているインフラの保守に関して、ほぼこれまでのような負担はありません。

  • ただし、従来型(オンプレミス=物理機器)の顧客を多く抱えている企業では、いくらクラウドインフラを推進していると言えど、夜間対応の負担は無くなっていないので、転職活動の時は確認した方がいいでしょう。
  • また、クラウドインフラが広まったことで環境構築もプログラマーができると言われていますが、金融系の構築など、大規模で複雑な構成はまだまだインフラエンジニアの領域です。

プログラミング言語の知識はほぼ不要であり、必要なのは

  • コンピュータはどう動いているか
  • コンピュータはどうやってデータをやりとりするか

という知識なので、「プログラミング学習が苦手」「パソコンは好き」という方は選択肢として最適です。

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【解説】クラウドインフラとは?メリットは? AWSを学んで半年が経ち、前職の知識も含めて、「クラウドインフラとは」「クラウドインフラの良さ」が分かってきましたので、解説していきます。 クラウドインフラとは...

インフラエンジニアのお仕事はこちらのインタビュー動画がオススメです。

転職のしやすさは?

独学のハードルは高めな為、難しいと言えると思います。

  • プログラマー=プログラミング言語の習得
  • インフラエンジニア=コンピュータの基礎知識(CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク、セキュリティ)

などが必要です。必要知識が難しいので、単価も高いとも言えますね。

  • 比較的単価の安定した案件に入れる
  • サービス開発、サイト作成どちらも一定の需要がある
  • (インフラ)プログラミングが苦手な人にもチャンスがある
  • 学習コスト、努力値ともに高め
    • プログラミングとコンピュータの知識、ネットワーク知識など、必要な知識が多い。
    • 独学の難易度は高い。
    • メンターに教わるか、スクールを使うと早い。
  • 常駐案件も多め(使用言語によります)
    • Javaは基幹システム向けの為に常駐先での開発になる、etc...
あわせて読みたい
プログラミング学習に役立つ!有料サービスの選び方とまとめ ITエンジニアを目指して学習をしていると、有料サービスの情報を多く目にしますよね。しかしながら、本当に信頼できるのか不明だったり、不安要素が多くあると思います...

バックエンドエンジニアの技術は非常に多岐に渡る為、これといった絞り込みができないのが現状です。代表的なスキルは、勝又健太さんのQiitaに紹介されていますのでご覧ください。

難易度を高めにしていますが、

  • PCの自作をしていた
  • 自宅のネットワーク構成は自分が把握している
  • 仕事でサーバー操作を多くしていた

などで、習得の難易度は下がっていきます。

バックエンドエンジニアでスタートしたい!

1.42 Tokyo
集合型スクール 無料
C言語/他
企業とのコネクションあり
募集要項を確認する
「応募する」ボタンから応募して、オンラインテストを受けよう。合格すれば、次は4週間の審査、ピシンに進める。
プログラミングの他、フルスタックに技術を学びたい人教え合うのが好きな人向け。

フランス発の無料エンジニア養成機関の日本団体。六本木へ通学することになるが、審査に合格すれば無料で何年でも技術が学べる。ただし学習状況は定期的に評価され、システムがマッチングさせた生徒と教え合う必要が出てくる為、これに絶えられない人は不向き。

2.QUELCODE
集合型スクール 無料(就職後に5万円〜を毎月支払い)
(カリキュラム非公開)
就職支援あり
公式サイトへ行く
「応募」ボタンからフォームに登録しよう。
ISAsという、就職後の給与から一定割合を支払うスクール。

元々QUELCODEは池袋のスクールのブランドだったが、会社統合により本スクールが名称を引き継ぐ。(元QUELCODEは後述のKAKELCODEに。)

海外で何校か展開されている契約形態で、エンジニアは比較的収入がアップする傾向にあることを見越したサービス。恵比寿への通学+MacBook(レンタルあり)が必要だが、在学中の学費の心配をせずに通うことが可能。

ただし学習の目安は50時間/週となっており、厳しめ。

3.雑食系エンジニアサロン
オンラインサロン 月額980円
求人紹介あり、オフイベント不定期開催。
公式ブログへ移動
「雑食系エンジニアサロンに申し込む」ボタンから申し込もう。会費の支払いをしたら招待メールが届くので、Slackコミュニティに参加しよう。
月額980円という格安なオンラインサロンですが、教材を提供するサロンではありませんので、初学者は誤解のないように注意です。

現役エンジニアや学習中の人が交流したり質問したり、現役エンジニアである主催の勝又健太さんがポートフォリオ(制作物)を追加料金なしでレビューしてくれるなど、教材が無いことを抜きにしてもサービス内容は良質だと思います。

4.やんばるCODEオンライン
オンラインサロン 月額2,980円
Ruby/Rails/AWS
イベント不定期開催
公式ブログへ移動
「サロンお申し込みフォーム」から申し込もう。会費の支払いが終わると招待メールが届くので、Slackコミュニティに参加しよう。
研究職からプログラマーに転職成功した主催の神里さんが、「ITで人生を逆転したい人」向けに運営されています。Ruby/Railsの教材を中心に、動画編集技術など、副業スキルも提供しています。

イベントの定期開催が多いのも特長的なサロンです。

※「人生逆転サロン」として運営していましたが、オフラインスクールの「やんばるCODE」に合わせ、「やんばるCODEオンライン」に改名されました。

5.やんばるCODE
オフラインスクール 29,800円/月
※初月は49,800円
HTML/CSS/Ruby/Rails/AWS/Git
スクール紹介へ移動
定期募集企画なので、募集があったら申し込もう。
プログラマーを目指す人向けのオンラインサロンを運営してた神里さんが、法人を立ち上げてオフラインスクールを沖縄で開始しています。

HTMLから始まるフロント基礎からRailsのバックエンド、AWSのインフラまでトータルで学べます。

6.プログラマーに転職するまでを激安でサポートする頭おかしい企画
オンラインサロン 100,000円
Ruby/Rails
過去の募集記事へ移動
定期募集企画なので、募集があったら申し込もう。
やんばるCODE代表の神里さんが、Ruby/Rails/チーム開発/ポートフォリオ/就職支援までトータルで行う教材です。コスパが良すぎるので定期募集制。
募集のお知らせはやんばるCODEオンラインに参加していたほうが早く気づけると思われます。
7.KAKELCODE(旧QUELCODE)
集合型スクール 月額69,800円
HTML/CSS/WordPress/PHP/AWS
企業マッチングイベント、オフイベント不定期開催。
公式サイトへ移動
公式サイト「申込み」またはページ下のフォームに必要事項を記入して面談申込みしよう。(講座に空きがない場合は空きが出るまで待つ必要あり)
首都近郊に住まいのある方へオススメ。

池袋、恵比寿ガーデンプレイスにあるスクールです。現役エンジニアが講師で、HTML/CSSの基礎的なことから、WordPress、PHP、AWSの扱いまで総合的なスキルが身につきます。

恵比寿ガーデンプレイス校には併設でISA契約(就職後の給与から支払い)のスクールも開校。(新QUELCODE

8.Skill Hacks
オンライン教材 69,800円
HTML/CSS/Ruby/Rails
求人紹介企業との提携準備中。
公式サイトへ移動
公式サイトの「講座のお申し込みはこちら!」から、利用したい支払い方法で入力しよう。支払いのメールが来るので、支払うと本申込み完了!
完全初学者向けのRuby/Rails教材。

パソコンの基本操作さえ分からない人でも進められるように作られた教材。質問回数が無制限で、教材に関わる質問なら何でも答えてくれます。PCが苦手だけど、Webアプリケーション開発に興味がある人にオススメです。

多少の言語経験があったり、独学が得意な方には簡単すぎるという話もあるそうなので、そんな方は次のRailsデイトラかTake off Railsで。

9.デイトラ Railsコース(東京フリーランス)
オンライン教材 89,800円(有料サービスとの併用あり)
Ruby/Rails
公式サイトへ移動
公式サイトから申し込もう。
通称Railsデイトラ。Ruby/Railsの初学者向け。

Webアプリケーション開発に興味がある方向けの教材。

RailsはRubyの仕組みをよく知らずとも複雑なアプリケーションを作成できてしまう為、道に迷わないようにサポートしてくれます。

10.Take off Rails
オンライン教材 59,800円(人生逆転サロン生は1万円引き)
Ruby/Rails/Vue
公式サイトへ移動
公式サイトの「Take off Rails を購入する」から、PayPal決済で代金を支払おう。講座のページが開放されて、受講者限定のSlackコミュニティ正体メールが届きます!人生逆転サロン生は、Slack内で申込みしよう。
現場に即した高度な技術を身につけたい人向けの、macOS向けRails教材。

人生逆転サロンの認定教材となりました。Railsを利用したWebアプリケーション(API)開発に興味がある方で、有料教材でも良い方はオススメ。難易度は高め。

リモートワークを実現している現役エンジニアが制作した47種の教材が付き、講師でもある現役エンジニアへの質問が可能です。ただしRuby自体の基礎操作が分からない人は、先にRubyをProgateで学習してください。

11.RaiseTech Java/AWSコース
オンラインスクール 189,000円(単体コース)
315,000円(フルコース)
Java/AWS
求人紹介あり、イベント定期開催。
公式サイトへ移動
公式サイト「受講申込み」から、希望するコースなどを入力しよう。仮申込みメールが届くので、支払いを済ませたら本申込み完了!
JAVA言語フレームワーク/AWS(クラウドインフラ)自動化が学べるスクール。

上記に興味がある方、短期で実力を身につけたい方にオススメ。現役エンジニアの講師から、実際の現場で活用されている技術を教われます。AWSフルコースは私も受講しました。

あわせて読みたい
AWSエンジニアへの転職ストーリー:スクールで学んだ私の場合 私はAWSエンジニア(クラウドエンジニア)になったスクール卒エンジニアの一人です。 この記事を読まれる方は、「クラウドエンジニアが今熱いらしい」「でもどうやって...

本スクールでの技術を利用した案件は客先常駐や受託開発が多くなりますが、私はリモートワークもできていますので、問題は少ないと思います。案件数も多く、未経験が始める最初のキャリアとして大変優秀だと思います。

就職・転職サポートは「保証」ではないので、誤解のないように注意です。経歴書のチェックなど、サポートは手厚いですが、案件がブラックでないか等、内容精査する関係上、生徒への紹介まで行く案件の数は非常に少ないので、紹介は期待せずに自分で転職活動をしましょう。

12.RUNTEQ
オンラインスクール 150,000円(Web教養コース)
398,000円(Webマスターコース)
HTML/CSS/Ruby/Rails/Vue.js
企業選考カリキュラムあり
コース一覧を確認する
公式サイト「受講申込み」から、希望するコースなどを入力しよう。仮申込みメールが届くので、支払いを済ませたら本申込み完了!
Web技術基礎〜Rails、RailsAPI実装までが学べるスクール。

上記に興味がある方、Railsでしっかり現場の技術力を身につけたい方にオススメ。コースの学習内容以外にも、現役エンジニアの講師に質問でき、ポートフォリオアイディア支援まで、様々なサポートが受けられます。

また、企業選考カリキュラムのRUNTEQ Careerも運営していて、一定スキルを持つと認められた方へは採用の優遇が見込めます。

想定はProgateやRailsチュートリアルを終えられた方なので、最低限の知識は必要です。

色々な言語で「Hello world」という文字を表示する迄の命令、および実行結果を書いたページです。文字を画面に表示させるというのは基礎中の基礎なので、絶対ではありませんが「書きやすい言語」をある程度考えることができます。

バックエンドエンジニアを目指す方におすすめの書籍。2002年の本ですが、「コンピュータとは?今当たり前のコンピュータのアレコレの由来」など、わかりやすく解説しています。

コンピュータがなんなのか理解することは、プログラミングを理解する基礎にも繋がり、言語の理解度を高めるのにも役立ちます。プログラミングの定期勉強会を開催方なども推奨している本です。

(参考)プログラマーのロードマップ

プログラマーに関わる学習から就活までの流れです。書かれている講座やサービスは参考です。(画像をクリックするとフルサイズで確認できます)

プログラマーのロードマップ画像

(参考)インフラエンジニアのロードマップ

インフラエンジニアに関わる学習から就活までの流れです。書かれている講座やサービスは参考です。(画像をクリックするとフルサイズで確認できます)

インフラエンジニアのロードマップ画像

フロントからインフラまで!フルスタックエンジニア

難易度 ★★★★(かなりなりにくい)
主要スキル HTML/CSS/Ruby/PHP/AWS/Vue/Python/JavaScript/Java
主担当分野 Webサイト開発 Webサービス開発
どんなお仕事?

フロントエンド(Webページ作成)から、バックグラウンドのデータベースの構築、動作するサーバーの構築まで、全て行えるエンジニアのことです。

主に求められるのは少人数精鋭のチーム開発などと思います。十分に人員を確保できる企業さんは役割分担をしっかり目にするので、全ては求められないと思います。

この定義は非常に曖昧であり、本記事は主に未経験者向けの為、詳細は省きます。

(番外編)Webライター/Webデザイナー/動画編集者

Web記事を執筆して納品!Webライター

難易度 ★★☆☆(なりやすい)
主要スキル テキストライティング
主担当分野 記事投稿 インタビュー
どんなお仕事?

依頼元からのテーマに沿った記事を書いたり、時にはサービスを自身で体験したり、取材に行って記事を書く職種です。

転職のしやすさは?

テキストエディタだけあれば始められるので、準備も要らず、始めやすい職業です。

「読んで貰える文章の書き方」を習得するまでには苦労すると思いますが、クラウドソーシングでは「低単価で代理執筆させる依頼」などがありますので、初期はそれで書き方を覚えたり、ライター向けのオンラインサロンなどで学習したりできます。

  • 文章を書くのが好きな方は最適
  • 自分の書き方が見えてくると外注も可能になる
  • 最初は文字単価が低いところからスタート

主にクラウドソーシングサイトで受注することになると思います。最初のうちは低単価で受注し、実績を元に徐々に単価を上げてもらうなど、計画性が必要になります。

Webライターが気になる!

1.名もなきライターさんインタビュー(東京フリーランス掲載)
インタビュー記事 -
インタビュー記事を見る
自らもWebライターで、現在はサロンやnoteマガジンの運営をされている名もなきライターさんのインタビューです。(東京フリーランスさんのサイト)
2.ゴウ・ライティング
ブログ -
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未経験から始める方にもオススメ。

自らもWebライターで、現在はライター向けオンラインコミュニティも運営されている佐々木ゴウさんのウェブサイトです。

Webサイトからチラシまで!Webデザイナー

難易度 ★★★☆(なりにくい)
主要スキル Adobe製品(Illustrator、Photoshop)
主担当分野 Webサイトデザイン チラシ、バナーデザイン
どんなお仕事?

Webサイトのデザインを担当します。ホームページの元になるデザインや、Webチラシの作製など、範囲は多岐に渡ります。

イラストが得意な方はバナーデザインなども数千円/件で受注できるので、幅が広がります。

転職のしやすさは?

最初の技術習得が課題ですが、今は有料教材もありますので、独学でなければ苦労はしないでしょう。

どうしてもAdobe製品のライセンス料金はかかってしまうので、必要経費が多いというのは難点ですね。

技術が身についた後は、いきなり企業相手ではなく、仲間相手やSNSで低めの金額から始めるのが良いと思います。(Twitterのヘッダー、アイコン画像デザイン、YouTube動画のサムネイルなどから)

  • デザインにも一定のセオリー(よく使われる手段)というがあるので、集中的に学習できる環境があれば覚えやすい
  • イラストを描くのが好きな方は自分のイラストもデザインに盛り込めるので更に強い
  • デザインカンプ(デザイン見本)作成のため等、Adobeソフトの操作習得は必須。
  • 上記の為、Adobe製品のライセンス料金が必要経費としてかかる。
  • 必ずしも画才が必要ではありませんが、イラストができる方のほうが幅は広がると思います。
  • 実際のコーディングはエンジニアに任せる人、コーティングも行う人など様々ですが、前者は会社員、後者はフリーランスとしての活動が見込めます。
  • Twitterのヘッダー、アイコン画像デザイン、YouTube動画のサムネイル制作なども仕事になります。
Webデザイナーが気になる!

1.Cocoda!
オンライン教材 無料
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公式サイトの「無料ではじめる」から、ユーザー登録しよう。
Webデザイン中〜上級向け。

アプリ、WebサイトのUIデザインをお題に沿って作ったりできる実践的サイト。内容がかなり本格的なので、デザインが全くできない人には向かないかもしれません。

2.Design Hacks
オンライン教材 59,800円
※Adobe製品ライセンスを別途購入必要
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紹介動画(YouTube)

公式サイトの「講座のお申し込みはこちら」から、利用したい支払い方法で入力しよう。支払いのメールが来るので、支払うと本申込み完了!
Webデザイン初学者向けの教材。

デザイン会社を経営し自らもフリーランスデザイナーとして活動されている、るちこさんが制作された未経験から始められるデザイナー学習教材です。動画教材、質問無制限、課題添削など、内容も充実しています。

3.デイトラ Webデザインコース(東京フリーランス)
オンライン教材 69,800円
公式サイトへ移動
Web制作オンライン教材「デイトラ」がリリースした、Webデザインのコース。

90日分のカリキュラムを買い切りで利用できます。

4.masacaブログ(初学者向けブログ)
ブログ -
公式サイトへ移動
Webデザイン初学者向け。

WebデザイナーmasacaさんのWebサイトがオススメです。今から始めたい人の情報が掲載されています。

masacaさんは以前クローズドコミュニティ「masacaデザイン部」も運営されていました。(支払いに使っていたサービスの終了に伴い、終了したようです。)

需要急増中!動画編集者

難易度 ★★☆☆(なりやすい)
主要スキル Adobe製品(Premiere、AfterEffect)
主担当分野 動画カット割り 効果付け(テロップ他)
どんなお仕事?

動画配信サイト、SNS向けに、依頼者から動画を受け取り、文字や効果、カット割りを付けた上で依頼者に提出します。

お客さん(動画配信者)を一度掴めば、継続的に発注してくれる可能性があるので、長く付き合いのある仕事です。

転職のしやすさは?

こちらもWebデザイナーと同様に最初の技術習得が課題ですが、YouTube自体で学べますし、まとまった有料教材もあります。

Adobe製品のライセンス料金はかかってしまうので、必要経費が多いというのは難点です。

技術が身についた後は、動画投稿者に連絡を取るのですが、動画編集者に連絡を取るのも手です。意外ですが仕事を抱えすぎて困っている人もいます。

  • 需要が高い
    • 編集を省けるなら投稿ペースを上げたい動画投稿者が一定数居る
    • 動画専業でなくても講演会などの編集も需要あり
  • 大口を捕まえられると収入が安定する
    • インフルエンサー等
  • 実は映像効果のパターン集は無料で配っている人がいる
    • 良い物を入手すれば簡単に映像の質を上げられる
  • 編集は時間がかかる
    • 効果付け+動画の再出力、依頼主への送付など
    • 長期的に続けるならチームを組むことが必要
  • Adobe製品のライセンス料金がコスト
    • 動画編集に必須

動画は撮影より編集が大変で、編集が外注できれば投稿ペースも上がる為、編集の需要は十分あります。

動画配信は、そこそこの品質を数打つ世界なので、TV番組のようなクオリティで作ると赤字の世界。

放送局並のスキルは不要です。

動画編集者が気になる!

1.Movie Hacks
オンライン教材 49,800円
公式サイトへ移動

紹介動画(YouTube)

公式サイトの「講座のお申し込みはこちら!」から、利用したい支払い方法で入力しよう。支払いのメールが来るので、支払うと本申込み完了!
動画編集初学者向け。

インフルエンサー「やまもとりゅうけん」さんの動画編集を担当されている編集チーム「生ハム帝国」の代表、生ハムさんが作製された教材です。

書籍のほうが情報も多いと言う方もいらっしゃいますが、動画教材に無制限質問サポートは書籍にはありませんから、良質な教材と思います。

目指したい仕事を決めて、行動する!

目指したい仕事が決まったら、行動を始めましょう。

まずはパソコン

  • なるべくMacbookで。新品が厳しい場合は中古や整備品が良いでしょう。
  • 既に高スペックのWindowsPCがある方はそれでも良いですが、Windows環境でのトラブル解決事例は少ないので、理解しておきましょう。
  • WSLという機能がWindows10から実装されましたので、それでもmacOSに近い開発環境は整えられますが、知識が必要です。

いきなりと思うかもしれませんが、Windows10のPCを持っていない人はMacbookを買うことを検討してみてください。理由は3つです。

  1. プログラミング言語の多くがmacと近しいOS(Linux)で生み出された
  2. Macには開発に必要なソフトの統合管理(Homebrew)がある(WSLでも使用可能だが主流はMac)
  3. 上記の理由からMacで開発を始めているエンジニアが多い。トラブル解決事例もMac環境のほうが情報が多い。

Windows10のPCが既にある人なら、挫折するかもしれないことにわざわざMacを用意する必要もないかなと思います。WSLでの環境構築にチャレンジしてみましょう。

プログラミング学習を始めるMacならMacBookPro13インチくらいがオススメ。

教材を決めて、勉強を始めよう

さっそく勉強を始めましょう!

  • Slackコミュニティのある教材で始めた方は、是非コミュニティに参加しましょう。
  • 今の時点で質問がなくても、質問用のチャンネルは時々眺めましょう
    • 自分とは違う視点も得られ、みんなで進めている感覚は挫折しにくくさせます。

SNS(主にTwitter)を始めよう

  • Twitterはエンジニアさんもよくやってますし、是非やって欲しいSNSです。
    • 毎日何を何時間学習したかなどを書きます。
    • わかったこと、できたことを書きます。
    • 頑張った時のいいねが欲しい場合は素直に書きます。(結構皆くれます)
  • 既に始めている人は、名前やプロフィールを活動中に沿ったものに変えましょう。
    • Web系企業の人事さんはSNSを見ていることがあります。
    • 面接で「見せてくれ」と言われることもあります。
  • 今のツイート傾向(愚痴、冗談ツイートなど)を変えたくない人は、新しくアカウントを用意するのがオススメです。
  • 日々の学習状況などをツイートすることで、教育や業界改善を意識したエンジニアのツイートは集まりやすくなります。
  • コンサルやスクール紹介のプロフィールの人もあなたをフォローしてきますが放置しましょうあなたがカモになりそうか狙っています。

勉強を開始したら、みんなに宣言

  • 「今日から○○始めました!」的なツイートでOKです。
    • いつから始めたか振り返るのにも役立ちます。
    • 宣言することで、辞めにくくする効果もあります。

各講座や言語に関係するハッシュタグがあるなら、付けておくと作者さんの目にもついて良いでしょう。

実績のある人をフォローしよう

  • 教育に重点をおいている人
  • 理由付けを適切にする人
  • 人を悪く言わない人

これは残念なことですが、自分と意見が違う人に対して、怒りのままツイートをするエンジニアもいます。

感情をコントロールできない人は、低評価が常識です。そのような人のツイートはあなたの心にも影響を与えるので、フォローはしないでおきましょう。むしろ積極的にブロックをしてください。

良いツイートを見たら、感想を述べたり、リツイートをしよう

もちろんいいねでもOKですが、感想などを述べることは、自分の理解を深めることに繋がります。

自分なりの意見を残すことで、「あなたがどんな人なのか」が他の人も伝わり、フォローしてくれる人も増えてきます。

学習結果は随時発信しよう

  • 前日の記録を朝発信するのも全然OKです。

「駆け出しエンジニアと繋がりたい」というハッシュタグがありますが、駆け出しの人と繋がって安心するのではなく、切磋琢磨してください。

更に上の人、例えば現役エンジニアの人や企業の採用担当の人ともドンドン繋がるつもりで行動しましょう。

制作物は作り始めからアウトプットしよう

  • 学習記録の発信だけよりは、制作物のアウトプットがあったほうが良いです。
    • いきなり完成物だけアップしても、採用担当は疑います。
  • 学習でつまづいたこと、解決策をQiitaに残すのも良いでしょう。各プログラムのバージョンも記録するのを忘れずに。(バージョンアップしたら発生しなくなる事象などがあります。)
  • 無理のない範囲で作りたいものを決め、制作スタートの段階から随時GitとGitHubを使って残しましょう。制作中はプライベート扱いにし、完成したらパブリックにします。

分からないときは聞いたりSNSに投稿しよう

  • 勉強が辛い、わからないときはSNSで聞いたり、コミュニティ、サロン(入会した人)で聞いたりしましょう。
    • 解決したら、そのことをアウトプットするのも大事!
  • 20〜30分くらい悩んでいるなら当分は自分で答えを見つけられませんから、潔く人に聞くことを考えましょう。
  • 質問は客観的に、冷静に。何を情報として提供したらわからないときは、正直いそのことも書きましょう。
    • これを守ることで、聞く直前に自分で答えがわかることがあります。
  • コミュニティに所属していない人はteratailが良いでしょう。

独学が難しいならスクールも検討

  • バックエンドの技術は比較的学習が難しいので、挫折するよりはスクール受講を検討するのも良いでしょう。
あわせて読みたい
プログラミング学習に役立つ!有料サービスの選び方とまとめ ITエンジニアを目指して学習をしていると、有料サービスの情報を多く目にしますよね。しかしながら、本当に信頼できるのか不明だったり、不安要素が多くあると思います...
  • 30歳までで求職中の方は就職斡旋付き無料スクールも検討に含めて良いと思います。
  • 当然ながら卒業しただけでエンジニアにはなれませんし、卒業後は「やっと働きながら学べる基礎力がついた」というレベルの場合もあります。
  • 入学中も卒業後も全力の努力が必要です!

悪いスクール例

  • 卒業生がメンターをしていて、実務経験を聞くのは禁止
    • 就職内定までメンターをしている場合がある
  • カリキュラムを公開していない
    • 教えなかった技術についての指摘回避

時と場合による例

  • カリキュラムはRubyだが紹介先がPHP
    • 本人が言語問わず学ぶ気があるのならPHPはむしろ案件数が多く良いと思います。

最近ではスクヒカのような比較サイトもあります

ここまで活動できれば、学習のゴールもわかってくると思いますし、意見を聞くべきエンジニアの方向性も見えてくるでしょう。頑張ってください!

(おまけ)習得スキルのレベルの測り方

おまけですが、スキルチェックの方法について参考になるものを紹介します。

  1. プログラミング
  2. Webページ
  3. インフラ
プログラミングスキルのチェック

唯一、プログラミングスキルは評価に使える有名なサービスがあります。

IT転職サイトpaizaでプログラミングスキルのチェック受けられますので、成績から応募可能な募集を見て判断します。

1.paizaのプログラミングスキルチェックを受ける。

paizaプログラミングスキルチェックへ移動

2.スキルチェックのランクから、paizaグループサイト「EN:TRY」で申し込みできそうな会社を見る。

EN:TRYのサイトへ移動する

Webページスキルのチェック

残念ながら第三者の判別基準は無いですが、企業のサンプルサイトを作った上でTwitter上に公開して評価をもらうなどは充分可能です。(模写の公開は著作権があるので取り扱いに充分気をつけてください。

なるべくカリキュラムにポートフォリオ作成や模写など、実践的なものが含まれている教材で学習しましょう。

インフラスキルのチェック

こちらも残念ながら第三者の判別基準はありませんが、クラウドインフラであればコード(テキスト)化ができますので、構成をコードで作成してポートフォリオとできます。

よく使われる構成をコード化できると良いでしょう。

  1. ロードバランサー、DNS、Webサーバー、データベース、ストレージがセットになって冗長化(災害対策)ができている構成
  2. 利用者がストレージに保存した画像ファイルをlamba関数を使って検知して、小さい画像(サムネイル)を生成してストレージに保存する環境(サーバレス)
  3. GitHubにあるデータを更新すると、インフラの生成からプログラムの展開、実行まで自動化する環境

2〜3番のlamda関数はプログラミング言語を使いますので、プログラミング言語経験の無い人は大変かもしれません。色々な事例はあるので困らないとは思いますが。

クラウドインフラだと認定資格もスキル証明になる場合があります。

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まとめ

ここでまとめです。

  •  Web系のことを誤解なく理解する。
  • どんな職種があるかを理解する。
    • どう働きたいのかによっても変わる。
    • ライター、デザイナー、動画編集者としてWebに関わる道も十分あり得る。
  • 目指す職種と働き方、学習方針を決める。
    • 完全自己学習、指導をもらいながらの自己学習、スクール入学など。
    • 自己発信も適切に行う。(学習経過、成果物)
  • (おまけ)教材がある程度終わったら、自分のスキルを評価する。

人との接触が当たり前な仕事の時代は、一旦の終わりを迎えようとしています。この機会をしっかり学びのチャンスにしてください。

目次
  1. この記事のマインドマップ
  2. 私について
  3. Web系について正しく知る
  4. 「エンジニアになるのは簡単」という事に関して
  5. エンジニアはあなたにとって最良の選択肢か
  6. エンジニアの働き方を知る
    1. 実際はそんなにキラキラしてない?エンジニアの働き方
  7. 会社員か、フリーランスか
  8. 常駐(オフィスワーク)か、リモートか
    1. 常駐勤務(オフィスワーク)
    2. リモートワーク
  9. フロントエンド?バックエンド?Web系エンジニアの職種を知る
  10. ホームページを作る!Web制作エンジニア(マークアップ、フロントエンドエンジニア)
    1. マークアップエンジニア(Webコーダー)
    2. フロントエンドエンジニア
    3. (参考)フロントエンドエンジニアまでの流れ
  11. 縁の下の力持ち!バックエンドエンジニア(プログラマー/インフラ)
    1. プログラマー
    2. インフラエンジニア
    3. (参考)プログラマーのロードマップ
    4. (参考)インフラエンジニアのロードマップ
  12. フロントからインフラまで!フルスタックエンジニア
  13. (番外編)Webライター/Webデザイナー/動画編集者
    1. Web記事を執筆して納品!Webライター
    2. Webサイトからチラシまで!Webデザイナー
    3. 需要急増中!動画編集者
  14. 目指したい仕事を決めて、行動する!
    1. まずはパソコン
    2. 教材を決めて、勉強を始めよう
    3. SNS(主にTwitter)を始めよう
    4. 勉強を開始したら、みんなに宣言
    5. 実績のある人をフォローしよう
    6. 良いツイートを見たら、感想を述べたり、リツイートをしよう
    7. 学習結果は随時発信しよう
    8. 制作物は作り始めからアウトプットしよう
    9. 分からないときは聞いたりSNSに投稿しよう
    10. 独学が難しいならスクールも検討
  15. (おまけ)習得スキルのレベルの測り方
  16. まとめ